2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧

07読書日記15冊目「百年の孤独」ガルシア・マルケス

ガルシア・マルケスを初めて読みましたが、読書の楽しみを充溢な物語構築によって巻き起こすものすごい作家でした。百年の孤独 (Obra de Garc´ia M´arquez)作者: ガブリエルガルシア=マルケス,Gabriel Garc´ia M´arquez,鼓直出版社/メーカー: 新潮社発売日: …

07読書日記14冊目 「二十日鼠と人間」スタインベック

アメリカの古典文学といえば、なんとなく古臭いイメージに付き纏われて読む気をなくしてしまいがちだったのですが、(メルヴィルの「白鯨」はホントに読む気を失くすんだけど)、このスタインベックさんはすごく、ヒューマニックというか、普遍的というか、…

07読書日記13冊目「新しい人よ眼ざめよ」大江健三郎

新しい人よ眼ざめよ (講談社文庫)作者: 大江健三郎,鶴見俊輔出版社/メーカー: 講談社発売日: 1986/06/09メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 15回この商品を含むブログ (32件) を見る大江健三郎についてこの前書きましたが、彼の中期の佳作「新しい人よ眼ざめ…

07読書日記12冊目 「海辺の光景」安岡章太郎

海辺の光景 (新潮文庫)作者: 安岡章太郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2000/08メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 25回この商品を含むブログ (21件) を見る久しぶりに一冊の本を読み終えました。 安岡章太郎「海辺の光景」は中学くらいに買ってた本で、今…