2009-01-01から1年間の記事一覧
2009年は、96冊の本を読んだ。卒論を書いていたせいで、インプットにあまり時間をさくことができませんでした(ハーバーマスやアレントの既読書を再(再々)読するということはあったが)。2009年の新刊書で読んだのは、ほんの僅かしかないと思う(5冊しかな…
水死 (100周年書き下ろし)作者: 大江健三郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/12/15メディア: ハードカバー購入: 3人 クリック: 79回この商品を含むブログ (79件) を見る
もうすぐ2000年代も終わると言うことで、00年代を回顧する企画が増えている。例えば、洋楽ではRolling Stone誌、NME誌。僕もついつい回顧的になって、ごく私的00年代邦楽ベスト10+1を考えてみた。ランクは今の好みではなくて、昔から好きだったものとかを…
去年から今年にかけて、映画を継続的に見るようにしてきた。これまで全然映画を見てこなかったので、いくつもの新鮮な出会いがあった。2009年は(12/24時点)50本の映画を見た。 今年公開された中で印象に残ったのは 1.『グラン・トリノ』 2.『チェンジリ…
戦争の罪を問う (平凡社ライブラリー)作者: カールヤスパース,Karl Jaspers,橋本文夫出版社/メーカー: 平凡社発売日: 1998/08/01メディア: 単行本 クリック: 9回この商品を含むブログ (30件) を見る
限りなく透明に近いブルー (講談社文庫)作者: 村上龍出版社/メーカー: 講談社発売日: 1978/12/19メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 469回この商品を含むブログ (241件) を見る
過去と未来の間――政治思想への8試論作者: ハンナアーレント,Hannah Arendt,斎藤純一,引田隆也出版社/メーカー: みすず書房発売日: 1994/09/08メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 7回この商品を含むブログ (16件) を見る
ABC戦争―plus 2 stories (新潮文庫)作者: 阿部和重出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2002/05メディア: 文庫 クリック: 6回この商品を含むブログ (55件) を見る
ベッド タイム アイズ指の戯れ・ジェシーの背骨 (新潮文庫)作者: 山田詠美出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1996/10/30メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 5回この商品を含むブログ (31件) を見る
暴力に逆らって書く―大江健三郎往復書簡 (朝日文庫)作者: 大江健三郎出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 2006/10/01メディア: 文庫購入: 1人 この商品を含むブログ (8件) を見る
23日。友人のコント・ライブ@長堀橋。前二回よりも格段に脚本の精度が上がり、コントというよりも現代劇に近い様相を呈しているがしかしながらそれはコントとしか言いようのないものであって、僕の感受性を刺激しまくった。言葉遊びを多用したコントは、どう…
事実性と妥当性(上)― 法と民主的法治国家の討議理論にかんする研究作者: ユルゲン・ハーバーマス,河上倫逸,耳野健二出版社/メーカー: 未来社発売日: 2002/11/25メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 17回この商品を含むブログ (14件) を見る事実性と妥当性…
日本の無思想 (平凡社新書 (003))作者: 加藤典洋出版社/メーカー: 平凡社発売日: 1999/05/01メディア: 新書購入: 2人 クリック: 16回この商品を含むブログ (24件) を見る
昼から神戸。女3+僕。男女比を全く無視して遊びに行くというところに僕らの仲の良さが現れていると信じたい笑。本当に僕の友達は女の子のほうが多いのではないだろうか、いやはや。 風も冷たく、マフラーに首を突っ込むようにして、(洗練されていると行く…
現代倫理学入門 (講談社学術文庫)作者: 加藤尚武出版社/メーカー: 講談社発売日: 1997/02/07メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 47回この商品を含むブログ (64件) を見る
ついでに、2000年代のオリジナルアルバムの総売上げも調べてみた(ベストアルバムは省いています)。女性陣強いなー!そしてDefTechてそんな売れたんやな。色々調べてるとどうも2007年を境にアルバムの売り上げががた落ち。200万枚を超えることはもはや不可…
懐かしい年への手紙 (講談社文芸文庫)作者: 大江健三郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 1992/10/02メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 17回この商品を含むブログ (19件) を見る
僕の夜と誰かの朝が交わってゆく 味噌汁の朗らかな湯気、光る白い米 どこかで誰かが朝飯を食べている それを夢想しながら 僕はアルコールを飲む、AM5時 鬱々と夜更かしをして 白んできた空にうんざりするが その同じ空を誰かが 始まりの合図としてに豊か…
日曜日は京橋で女子二人と飲み会。と言っても全く気の置けない友人らであり、そんな合コンとかじゃないし、一人は彼氏いるし、出会いの契機は途方もなく存在しない。が、とはいえ友達と飲むのは楽しいことであるよなあ。というか、友人の割合として、女の子…
反=日本語論 (ちくま学芸文庫)作者: 蓮實重彦出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2009/07/08メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 16回この商品を含むブログ (15件) を見る
土曜日。京大にて大江健三郎講演会。「危機を乗り越える文化」というテーマであった。山口昌男とかテツオ・ナジタの話しをしてはった。学生の頃、私淑していたという深瀬基寛の最終講義を聞きに京大まで着たが、結局聴講することは叶わなかったという話とか…
不平等社会日本―さよなら総中流 (中公新書)作者: 佐藤俊樹出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2000/06/01メディア: 新書購入: 1人 クリック: 54回この商品を含むブログ (107件) を見る
最近めっきり寒くなってきて、コートのポケットに入った煙草をいじくりながら街を歩いていると、なんだか東京に行ってもいいのかもしれないという気分になっています。東京に行ったら変わることばかりだから、きっと僕も変わるのでしょう。陽水の声で「それ…
共和主義の法理論―公私分離から審議的デモクラシーへ作者: 大森秀臣出版社/メーカー: 勁草書房発売日: 2006/06/01メディア: 単行本 クリック: 6回この商品を含むブログ (15件) を見る
ブーツを買ってぶらぶらしていると、今さらながら冬の街だ。コート、マフラー、手袋。ちょっと寒いほうが、京都にはよく似合うと思う。僕はどうしても通り過ぎていく人のブーツを凝視して、自分のと比べてしまうのだったが。にしても、ユニクロの安さには驚…
女の平和 (岩波文庫 赤 108-7)作者: アリストパネス,高津春繁出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1975/06/16メディア: 文庫 クリック: 4回この商品を含むブログ (11件) を見る読書会で読む本。男根の比喩がいっぱい!WAO! 主人公のリューシストラテーにはご…
社会契約論 (岩波文庫)作者: J.J.ルソー,桑原武夫,前川貞次郎出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1954/12/25メディア: 文庫購入: 7人 クリック: 67回この商品を含むブログ (89件) を見るルソーを読むのははじめてだが、文章が面白くて読むのにひきつけられる…
卒論できますたああああああ今日中に、くされ経済学部に提出します。 応援してくれた人ありがとん
卒論にかかりきりの日々であるが、ついtwitterを眺めてしまう(シャレやん)。面白いポストもあれば、くだらんのもある。ただ、色んな呟きが川の流れのように過ぎ去っていくのは面白い。どの呟きにも「重さ」はなく、ただ漫然とした流れがあるだけだ。これも…
周囲での『イングロリアス・バスターズ』の評判がすこぶる良い。むちゃくちゃ見に行きたい!来週卒論を終わったら楽しみにしておくリストに追加しておこう。うへへ。明日中に卒論を完成させるううううう!嘘。というか、今、だいたい卒論の草稿を書き終えた…