2011-05-01から1ヶ月間の記事一覧
式典での公務員の国歌斉唱命令に合憲判決が下った。大阪では橋下徹が教員の起立の義務化を条例化しようとしている。国旗・国歌をめぐる政治的な対立は、96年に文部省が指導を行って以来ずっとHOTな話題で在り続けている。左翼は、憲法19条の思想良心の自由に…
赤い河 [DVD] FRT-124出版社/メーカー: ファーストトレーディング発売日: 2006/12/14メディア: DVD購入: 1人 クリック: 7回この商品を含むブログ (18件) を見るハワード・ホークスの古典的名作『赤い河』は、西部劇という男どもの血なまぐさいロマン主義を見…
台風二号が近付いているからというわけではないが、朝もはよからフジファブリックのTAIFUを聴いていた。このイントロの爆発力を思い出すと、そしてもうそれを聞くことはないのだと思うと悲しすぎる。とりたてて歌がうまい訳でもないけれど、ギリギリ狂気一歩…
27 梅雨入りしたらしい。駒場にいって資料を探し、歩いて渋谷へ。フレッシュネスで一時間ほど勉強した後、バイト。駒場から渋谷へ歩いている間、無性に肉の断片が思い出されて苦しかった。肉欲というのではないが、肉を思い出すということが時々ある。身体の…
啓蒙主義の哲学〈上〉 (ちくま学芸文庫)作者: エルンストカッシーラー,Ernst Cassirer,中野好之出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2003/04メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 14回この商品を含むブログ (14件) を見る啓蒙主義の哲学〈下〉 (ちくま学芸文庫)…
ふしぎなキリスト教 (講談社現代新書)作者: 橋爪大三郎,大澤真幸出版社/メーカー: 講談社発売日: 2011/05/18メディア: 新書購入: 11人 クリック: 184回この商品を含むブログ (137件) を見る349p 総計9886p 大澤さんがツッコミ役になって橋爪さんがそれに答え…
ヨブ―奴隷の力作者: アントニオネグリ,Antonio Negri,仲正昌樹出版社/メーカー: 情況出版発売日: 2004/12メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 1回この商品を含むブログ (9件) を見る229p 総計9537p 久しぶりに現代思想っぽいというか、何しかよく分からない…
実はほそぼそと鑑賞メーターをやっておりまして、見た映画はそこにちょっとしたメモを加えて記録しているのですが、ここのところあまりハズレの映画がない。アメリカの友人 デジタルニューマスター版 [DVD]出版社/メーカー: 東北新社発売日: 2006/08/25メデ…
旧約聖書 ヨブ記 (岩波文庫 青 801-4)作者: 関根正雄出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1971/06/16メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 14回この商品を含むブログ (45件) を見る229p 総計9308p 恥ずかしながら(旧約)聖書をちゃんと読んだのはこれが初めて。…
けっこう恩赦ってあるものですね。
いったいいつになったら恩赦があるのか?
誰が僕に生きろというのか、生きるということしか脳がない一生を誰が送れというのか、それは僕には分からない。誰かが呼んでいるのかもしれないが僕にはそれは聞こえない。まったくつんぼなのだ。胃酸が耳の奥まで経上がってきて、耐えられない。
朝目覚めるとインターネットのニュースサイトに彼の名前があった。何でも、電車の中で高校生に痴漢をしたのだという。彼のパソコンからは何千もの幼児性愛の動画や画像が発見されて、彼が痴漢した相手は苦しみに悶えて自殺をはかりそうになったのだという。…
ゾンビさながらに 僕は生きながら死ぬ 誰かの思い出の中で 生きながら死ぬ 春風が過ぎ去ったあとで 放埒になる 誰かの糞のあとで 惨めに生きる 僕だけが 君だけが 僕を救ってくれて 君はただ 君もただ 僕を戒める お説教はごめんだ 生きて死にゆく人々 虐げ…
正しい時もあれば間違う時もある 信じてきたことを歌ってきたんだ 屠殺者、銀行マン、ドラマーetc 何に属してるかで違いがあるわけじゃない 僕はエヴリデイ・ピープル 青い眼をした人は 緑色の服を着た奴を受け入れない そんな緑と一緒に住んでる黒人は 痩せ…
いつから僕は自分の平凡さを否定するようになったのだろう。平凡であることを拒否するようになったのだろう。オブセッション。平凡であることを強迫的に回避しようとする自分にも、今では気づいている。気づかないふりをして生きてきたのに、今の自分の有様…
9 夕方からゼミ。カントについて先生の発表。勉強になる。スカイプ。ちょっとしたいざこざ。 10 夕方から授業。GW空けでようやく人もいなくなり始めた。終わってから下北のガストでお勉強ー。ガストの店員に絡んでるクレーマーおった。胸糞悪い。 11 昼からi…
進化論の基盤を問う―目的論の歴史と復権作者: ローベルトシュペーマン,ラインハルトレーヴ,山脇直司,朝広謙次郎,大橋容一郎出版社/メーカー: 東海大学出版会発売日: 1987/03メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 1回この商品を含むブログ (4件) を見るp313 …
3 久しぶりに髪を切りに。昼間から雨降り。 4 昼に起きだしてきて吉祥寺へ。すこぶるいい天気。井の頭公園は人でごった返していた。電車の中に一人、公園に一人、誰かに向かってわめき続けている人を見る。いろいろ大変やなあ。九時から吉祥寺バウスシアター…
否定的なもののもとへの滞留 ちくま学芸文庫作者: スラヴォイ・ジジェク,酒井隆史,田崎英明出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2006/01/12メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 65回この商品を含むブログ (23件) を見る556p 総計8766p カントの物自体/超越論的…
吉祥寺バウスシアターに、コーエン兄弟の「シリアスマン」を観に行ってきた。GWはいつものように僕の見たい映画がちっともなくて(というと言い過ぎで『八日目の蝉』を観に行こうとも思ったのだが)、コーエン兄弟にした。結論から言うと、ものすごく良かっ…
話の終わり作者: リディア・デイヴィス,岸本佐知子出版社/メーカー: 作品社発売日: 2010/11/30メディア: 単行本 クリック: 100回この商品を含むブログ (21件) を見る273p 総計8210p 空中キャンプさんが良いレビューを書かれてらっしゃるのを見てこれを読んだ…
27 夕方就活で東京に滞在中のMさんと東京駅で中華料理。ちょっと気分がブルーだったので楽しく接することができなくて申し訳なかった。中華料理はまあまあ。安いのはよろし。ニューヨーク・タイムズの原発事故の記事の見出しが"Culture of Complicity"とあっ…