living dead again

ゾンビさながらに
僕は生きながら死ぬ
誰かの思い出の中で 生きながら死ぬ
春風が過ぎ去ったあとで 放埒になる
誰かの糞のあとで 惨めに生きる
僕だけが 君だけが 僕を救ってくれて
君はただ 君もただ 僕を戒める
お説教はごめんだ
生きて死にゆく人々
虐げられた人々



誰が死者を弔うのだろう
自分らに良いように弔われて死者は
本当に報われるのか
愛はかなたに反響したまま
だれもいない虚空に
口笛だけが鳴り止まない
ぼくはもう