00年代邦楽ベスト10+α
もうすぐ2000年代も終わると言うことで、00年代を回顧する企画が増えている。例えば、洋楽ではRolling Stone誌、NME誌。
僕もついつい回顧的になって、ごく私的00年代邦楽ベスト10+1を考えてみた。ランクは今の好みではなくて、昔から好きだったものとかを考慮して。ベストではなく、オリジナル・アルバムを選出。こう考えて、ほんまにちゃんとアルバム単位で聞いていた邦楽って少ないと愕然。洋楽はちゃんと聴いてたのにね。日本はなんしかシングル中心の売り方をするからねー。
1.桑田佳祐『ROCK AND ROLL HERO』
2.Mr.Children『シフクノオト』
3.矢野顕子『Home Girl Journey』
4.The Yellow Monkey『8』
5.フジファブリック『FAB FOX』
6.スーパー・バター・ドッグ『ラ』
7.くるり『図鑑』
8.髭(HiGE)『I Love Rock'n'roll』
9.ELLEGARDEN『ELEVEN FIRE CRACKERS』
10.東京事変『教育』
1は多分高校生のとき。ものごっつサザンにはまってたから。結構アレンジとか凝っていて、歌詞も桑田のコアな部分が出ていてとても好き。ここ4年くらい聞いてないけども。韻を踏みまくってる歌詞に異常なほど執心していたことを思い出す。今の桑田さんはちょっと厳しい。
2も中学〜高校にかけて。「掌」から「くるみ」にかけて、とか「花言葉」「Paddle」などの小曲も抜群の安定感。これ以来ミスチルはあんまし聞かなくなった。
3の矢野さんは去年の『Akiko』も抜群にかっこよかったのだが、ピアノ弾き語りのこのアルバムの冴えっぷりたらない。大学はいって以来ずっと矢野さんを聞き続けてる。
イエモンは活動当時はあんまり聞かなかったが、4の収録曲はどれも良い。「聖なる海と〜」はたまらない。以前ロッキンジャパンフェスで聞いた「バラ色の日々」が忘れられなかったりする。
5はフジファ聞くきっかけになったアルバム。ギリギリの変態感やばい。もっと売れても良いけど、売れなくても良い。
バタ犬解散しちゃったとかねえ・・・残念すぎます。6は最高にファンクなアルバム。「5秒前の午後」が好き。
7のくるり。なんといっても「窓」「ピアノガール」やとおもうんやけどな。
5もそうだが、8は00年代になって、フジファとか髭とかが出てきてくれたことが一番うれしい。
メロコアから抜け出そうとしつつやっぱりメロコアな9のエルレ。「高架線」「Alternative Plans」の歌詞は若手(?)随一。
10は言わずもがな。けど、やっぱり椎名林檎にそこまでのめりこまんのよなー。
プラスαはモー娘。僕ら昭和最終期世代としては、これをあげんと仕方ないでしょうが。