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4限ゼミ。死体の尊厳(権利)について。先生が、バイオ・エシックスは、アメリカにおいては、身体の自己所有というリベラリズムの原則を、身体や生命そのものにまで適用しようとする試み(中絶権・臓器移植・安楽死etc)だったのではないか、と言っていた。「倫理」とは、そもそも自由な行為があるところには同時に問われるべきものなのにね。そのあと下北沢のモスに同期とぞろぞろ。塩バターチキンバーガーを食べに行ったのだが、あいにく売り切れ。そのあと場所を変えて、コーヒーを飲みながらカント。遅々として進まず。夜は、28日の発表の準備。
弱肉強食、強者の論理、人権、動物と人間の差についてスカイプで。話を分かってあげようとせずに、怒ったような口ぶりで責めてしまった。しゃくりあげるように泣く。ナイーブだと思うけれど、それだけ自分の問題として捉えられてるんだろう。向こうも一生懸命考えようとしてるのに、俺は何をしているんだろう。往々にして自分の考えを言うことより、ともに考えること、話を聞くことのほうがずっと大事だ。