07読書日記17冊目「1973年のピンボール」村上春樹


村上春樹さんです。久しぶりです。処女作「風の歌を聴け」の続編とも言える第二作目「1973年のピンボール」を読みました。


彼の小説のテーマである「絶対悪」や「諦念」「デタッチメント」「喪失」などが、ちりばめられていました。なんていうか、僕は後期の「ノルウェイの森」「ねじまき鳥クロニクル」あたりが好きなので、初期の作品を敬遠していたんですが、やっぱり読んだあとも、何か何も残らないというか、心にあまり響きませんでした。時系列的には次回作になる「羊をめぐる冒険」がとても好きです。

1973年のピンボール

1973年のピンボール

  • 作者: 村上 春樹
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2004/11
  • メディア: 文庫


183p

総計5195p