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大衆批判をすることは簡単であるが、かといってアヴァンギャルドに走る気もないし、保守的になる気もない。エリート主義も嫌だ。だけど、大衆は好きじゃない。しかし、自分は大衆にも知識人にも認められたい。という場合、「ポップ」しかないんじゃないだろうか。どこかでユーミンが言っていたが、ポップスの"しんどさ"は大衆におもねるでもなく、かといって大衆を突き放すのでもない、大衆の理解できるものをつくって、そのなかでしかし大衆の地盤を揺るがすような作品をつくらなければならないことにある。

そんなことを、大学三年くらいのときから考えている。一回二回のときは、大衆なんてウンチみたいで衆愚的なもののフィールドで戦うかよ、という尖った感じでいた。若いときには尖っているべきだと何となく思うのだけれど、僕の場合、その尖る方向が間違っていたような気がする。大衆批判は簡単で、それは尖っているんじゃないのではないか、というようなこと。


すごく嫌な夢を見て、久しぶりに二度寝、三度寝した。もうすぐアルバイト。昨日まで卒論を詰め込んでいたので、今日はちょっと安息日を気取ってみようかしら。僕の卒論の結論は、僕自身の感情と異なるような気がするのだけれど、どういうことになるかな。今考えていることも、何年か後には全く変わっているのだろうか。一年後のことすら全く想像できないのにね。僕の根本には、やっぱり文学にもらった感動があるから、それを何らかの形で僕も受け継げたら良いのにと思う。何冊か読みたい小説もたまってきている。

細美さんがやってる音楽自体にはあんまり惹かれないけれど、彼が書く言葉とかはとても良いとおもう。というより、多分とても賢い人なんだろう。
http://takeshihosomi.com/blog/index.html


最近はUKものばっか聞いてます。travisやっぱり良いですよ。blurとか、stereophonics、new radicalsなんかを聞き漁りました。も、もちろん、sonic youthのカオスな感じは、たまらんですばい。DEATH-BI!


そうそう、何度も言うように、ひそかにtwitterやってます。http://twitter.com/katatemaru。これ、僕だけがやってても楽しくないから…。