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夕方ゼミ。マルクス「フランスにおける階級闘争」。
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3限ゼミ。夕方、指導教官と面談。修論のテーマの方向性が決まる。決してテーマが決まったのではない!(乾いた笑い) 啓蒙・ドイツ観念論あたりを探ってみる感じに。というわけでドイツ観念論を読み始める。結局、「環境」と「ジェンダー」はなくなった。環境の話はまだ面白いことができそうなんだけれど、いまいち僕の問題関心には据えにくい所がある。かといって、ドイツ観念論で面白い話できるんか問題はなおいっそう浮上するのだが、このあたり(カントからヘーゲルまで)をちゃんと勉強するのも今後のためにいいかと思った。のだ。のだ。
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休日。だがしかしカント読書会。そのあと、良い天気なのもあって、駒場のグラウンドでバドミントンに講じる。結構楽しい。お茶目な院生である。のあと、Mくんが就活で東京に来ていたので渋谷で焼き鳥。積もる話は無いけれど、それぞれまた未来が動き始めるでござる。
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バイト。
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夜行バスで朝に京都に到着。つれの家に行く。つれのライブを見に行くためだ。うにゃうにゃ。お昼頃、家を出て、ヘーゲル『歴史哲学講義』を読み始める。ガイストがやっぱりよーわからんが、面白いところも散見。昼に家を出たのは、つれがリハなのと、つれの親が家に来る、というので。さすがに僕が一人でいるところを親とあいまみえる、というのも怖ろしい話なので。20時から東山のsilver wingsというライブハウスで。思っていたより小さい。友達のSさんも一緒に行ってくれた。頼もしい。R&Bな感じのバンド。しかし、ベース&ドラムが際立って上手く、さらにギターもえー感じなので、聞き応えがあった。つれがキーボードを弾いているのを見ると緊張。しかし、バンド演奏が上手かったので安心してみていられた。結構かっこよかったりした。よく見ると、相方がキーボードを弾いている目の前のテーブルにご両親+姉がいはって、なんだか面白かった。ライブハウスから出る直前、つれの(よく話しに上る)友人らしき人を見かける。Sさんと大戸屋で積もる話など。
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つれは朝から授業へ行く。僕は昼頃京大に行く。昼休み少し時間があったので、二人で今出川のツタヤに。歩いて。しっかしツタヤに置いてあるDVDは糞やでほんま。相方はチャリで再び学校まで行ったので、僕はそこから歩いて三条京阪まで。良いお天気で、鴨川に癒されつつ。京都は歩こうと思えばどこまででも歩いていける。しかし少し疲れた。つれは夕方からバイト。僕はさっそく借りてきた映画を見る。「ブラウン・バニー」。ヴィンセント・ギャロの前作「バッファロー'66」が良かったので。しかし、「ブラウン」は今ひとつ。ちょっとやり口があざとい。夜は王将。
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つれは再び朝授業。のあと、お昼に丸太町のタイ料理屋パクチー(そのものずばりな名前であるが)で、タイ風焼きそば。ちょっと甘めな焼うどんって感じ。おいしかった。安くておなか一杯。京都にはどれほどのタイ料理屋があるというのか。ネパール料理屋とかもあるし。よー分からん街である。家に帰ってごろごろ。つれは夕方からバイト。僕はまだ京都に居る友人らと出町の焼き鳥屋「ぜん」で飲み会。飲み会の前にLOFTでバスタオル購入。飲み会に行ってみると、友人Dの彼女さんもいてはった。初対面。意外に普通な人。しかしなぜか僕は、あまりよく思われていないらしい。ふーむ。のあとは4人で毎回のような同じ話とか。相変わらず僕は途中で寝ちゃうし。マンドリルの驚くべき事実をしりまさに驚く。言えよ!ってなった。のあと、三条につれを迎えに行き、大戸屋のご飯に付き合う。帰宅。「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」を見る。150分の映画なんて、普段僕一人では絶対見ない。二人やと、なんとなく見てしまえる。つれは映画好き。映画自体は、奇妙な映画。ダニエル・デイ・ルイスはきっと裏設定で同性愛者だったんじゃなかろうか。あるいはミソジニー
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前日夜更かしのため、昼起きる。お昼ごはんのあと、はらドーナツを買って、コーヒーと一緒に。つれはずっと練習。僕は本読んだり、だらだらしてる。よく考えたら、4日間も京都で過ごしてる。となるともはや東京に帰りたくない病であるが。とまれ、つれはスタジオがあるので、そこでお別れ。僕はバスの時間まで部屋にいて映画。「エデンより彼方に」。ずっと見たかった映画で、そこそこ良かった。同性愛・黒人。リベラル。夜行バスで眠れるように、少し飲酒。しかし、飲酒すると、別れたくなくなる病発症で、まったく困ったことになる。いつものことだ。しかし、新幹線で帰るのはあまりに高くつくので、理性を働かせて踏みとどまる。夜行バス。案外眠れて。もう新宿に着いた。