修論終わったら、俺絶対これ読むんだ・・・ってやつ
12時間くらいぶっつづけで読んだり書いたりしてると頭の一つも痛くなりますよね。みなさん寒くなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。僕はすっかり昼夜逆転した生活を満喫しておりますが、修士論文はちょっと先が見えなくてうんざりしつつ、提出まであと一ヶ月切ったとか訳わからんデマ(僕はデマだと信じていますが)に翻弄されつつ書き進めておりますけれども。今日これからバイトいかなあかんとか意味がわかりません。20時間くらい眠りたい。
というわけで、モチベーションあげるために修論終わったら読みたい本リストでも作ってみました。
まずは最近話題の二冊ですね。今は暇も退屈もないしルソーもフロイトもグーグルも僕の修論には登場しないので読めないわけですが、あ、嘘、ルソーは登場します。どちらも面白そうですし、どちらも普通の人も読める感じそうで、是非この機会に下のリンクから購入していただいて僕にアフィリを恵んでください。
- 作者: 國分功一郎
- 出版社/メーカー: 朝日出版社
- 発売日: 2011/10/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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- 作者: 東浩紀
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/11/22
- メディア: 新書
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- 作者: 岡田英弘
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1999/08/01
- メディア: 文庫
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- 作者: 大澤真幸
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/09/21
- メディア: 単行本
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- 作者: 大澤真幸
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/09/21
- メディア: 単行本
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- 作者: 柄谷行人
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2010/06/25
- メディア: 単行本
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- 作者: リチャードパワーズ,Richard Powers,柴田元幸
- 出版社/メーカー: みすず書房
- 発売日: 2000/04/14
- メディア: 単行本
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- 作者: 小島信夫
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2009/10/28
- メディア: 文庫
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- 作者: 島薗進
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2010/07/22
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- 作者: 堀内一史
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2010/10/01
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- 作者: 岡田温司
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2010/09/18
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The Anti-Enlightenment Tradition
- 作者: Zeev Sternhell,David Maisel
- 出版社/メーカー: Yale University Press
- 発売日: 2009/12/22
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- 作者: Ernesto Laclau
- 出版社/メーカー: Verso
- 発売日: 2007/09/17
- メディア: ペーパーバック
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犠牲と羨望―自由主義社会における正義の問題 (叢書・ウニベルシタス)
- 作者: ジャン=ピエールデュピュイ,Jean‐Pierre Dupuy,米山親能,泉谷安規
- 出版社/メーカー: 法政大学出版局
- 発売日: 2003/10
- メディア: 単行本
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ウォーレンの小説は僕が好きな言葉「You have to make the good out of the bad because that is all you have got to make it out of」が出てくるのですが、これってすごくカントっぽいですよね。ブルガーコフは本当に面白そう。タイトルからワクワクしませんか? こういう変てこで途方もない小説が好きだったりするのですが、ナボコフ『断頭台への招待』もその類かもしれません。ただ英語難しそう・・・っていうのがあってそれがネックではあります。夏目漱石はこの渋い二つが手元にあります。『野分』は特に読んでみたいなあ。野分(秋ごろですね)の頃に連載を終了するとかいうことでそういうタイトルにしたらしいんですが、漱石はタイトルの付け方が素晴らしいですね。僕には絶対『こころ』に『こころ』なんていうタイトルを付けることはできないです。すごい。単純に。タイトルで言えば、津村記久子のものも良いですね。こちらはなんだか10年代の若手ロックバンドがアルバムのタイトルにしそうな雰囲気の青々しさがたまらないです。僕はandymoriが好きなくらいには青臭いのです(とはいえサンボとかは好きじゃないくらいに老成しているのですが)。
- 作者: 夏目漱石
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2004/09
- メディア: 文庫
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- 作者: 夏目漱石
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2004/01
- メディア: 文庫
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- 作者: 金井美恵子
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 1999/06
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Invitation to a Beheading (The Penguin Vladimir Nabokov Hardback Collection)
- 作者: Vladimir Nabokov
- 出版社/メーカー: Penguin Classics
- 発売日: 2012/03/01
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巨匠とマルガリータ (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 1-5)
- 作者: ミハイル・A・ブルガーコフ,水野忠夫
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2008/04/11
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- 作者: 津村記久子
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2009/05/11
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- 作者: 石川直樹
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2011/09/16
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- 作者: 河野哲也
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/07/12
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- 作者: H.ルフェーヴル,河野健二,柴田朝子,西川長夫
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2011/08/19
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- 作者: カール・ポラニー,野口建彦,栖原学
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2009/06/19
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- 作者: ミシェル・フーコー,Michel Foucault,田村俶
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1975/02/01
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ミシェル・フーコー講義集成〈11〉主体の解釈学 (コレージュ・ド・フランス講義1981-82)
- 作者: ミシェル・フーコー,廣瀬浩司,原和之,Michel Foucault
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2004/01/20
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- 作者: ラインハルトコゼレック,村上隆夫
- 出版社/メーカー: 未来社
- 発売日: 1989/03/01
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映画も『ラビットホール』とか『永遠の僕たち』とか面白そうなのがやってますよね。修論終わった時までどっちも上映されているといいのですけれど。
って、こんなに色々書いている暇があったら修論書くか寝ろというお叱りがどこかから(たぶんdisciplinaryな権力によって内面化された何かから)聞こえてきそうですが、はっきりといいますけれど、このブログを書くのにものの5分も費やしていませんからね! 時は金、じゃなかった先行研究レビューです。てへぺろ