07読書日記64冊目 「働くことがイヤな人のための本」中島義道


働くことがイヤな人のための本 (新潮文庫)

働くことがイヤな人のための本 (新潮文庫)


ゼミの同回の子から借りた本。どんな本読んでるのー?っていう話になり、土屋賢二とかー、ってその子がいってて、ああ、割と最近の子やねんなーと思っていると、中島義道は全巻持ってるで、ということで、中島義道を全く知らない僕は、気軽にじゃあその本貸してよ、ってことで、借りました。長々。


タイトルはまさに今の僕にぴったりな本。働くの嫌です。だけどね、俺はこの本の中に書かれているほどの厭世感も、そしてまだ砕け散ってはないプライドがある。というので、さっささっさと読んだんやけど、俺にはまだよまなあかん本がいっぱいある、という認識を深めた程度でした。


あるいはもっと引きこもってる人とか、あるいは哲学のススメ、といった類を望まれる人にはお勧め。もっと深く哲学をする、あるいは知的興味を満たすなら岩波なりちくまなりを読んだ方がよっぽどいい。あくまで、カウンセリング哲学。


てか、この人の研究がカントなんに驚く。


223p

総計18102p