08読書日記39冊目 「緋文字」ホーソーン

完訳 緋文字 (岩波文庫)

完訳 緋文字 (岩波文庫)

またしても、新潮版は、イメージが表示されないと言う残念な結果なので、岩波版を。

アメリカ文学の古典、ということも今回読んで始めて知った。ホーソーンってそんなにメジャーじゃないよね、と思ったのだったが。「姦通」を表す緋文字"A"を身にまとい続けねばならなかった女の話、ということで、リアリズム小説なのだとタカをくくって読んだら、全然そんなことはなく、その意味でたいして胸に来るものは無かった。象徴文学としてみれば、おもしろいのだろうけど。

284p
総計10103p