08読書日記114冊目 「オリエンタリズムの彼方へ」姜尚中

京大で集中講義があるということで、読んだ本。ほんまやったら今日の一限からやってんけど、なんか三限からになってたんで、もうーってかんじだ。ぷんすかぷんすか。

オリエンタリズムを超える、すなわちポスコロの学問とは、ということです。ウェーバーフーコー、サイードウォーラーステインを近代の知と権力の依存関係について、上手いこと整理できている。「言葉と物」を読んだあとやったので、理解が深まった。けど、極端に悪く言えば整理が上手いだけ、という感じか。別にこの人の新書までは読まんでもええかな、ということです。あえて読むんやったら岩波のシリーズ本「ナショナリズム」とか、現代文庫「マックス・ウェーバーと近代」くらいか。

ということで、今からちょっと寝て、また三限でまーす。おやみん。

295p
総計33252p