09読書日記2冊目 『イデオロギーとしての技術と科学』J.ハーバーマス

イデオロギーとしての技術と科学 (平凡社ライブラリー)

イデオロギーとしての技術と科学 (平凡社ライブラリー)

一日6時間勉強しようと思ったら、今週は三日くらいしかソレを実行できなかった。本書をノートにまとめながら読んでいく作業というのは、思ったより時間がかかるものである。しかもハーバーマスは純粋に哲学のプロでもあるわけで、用語法やヘーゲル思想なども岩波の思想辞典を参照にしながら読んでいかざるを得なかった。しかし、じっくり読めば、分かるものである。「分かる」レベルはまだまだだが、概念的な整理はつきやすいし頭にも残りやすい。本書から進んで『認識と関心』、『理論と実践』、『晩期資本主義における正当化の諸問題』、『コミュニケーション理論』、『他者の受容』と読み進めていくのが筋だろう。

225p
総計529p