2010年・ヨーロッパへの旅(2)

16日
出発前、関空でロンドンに向かうid:knagayamaくんと会う。ちょっとしか話せなかったけれど、Weberを英語版で持ってて、しかも「え、オランダまで行くのに直通便じゃないんだ?」的なブルジョア的当てこすりの洗礼を浴びる。ブルジョアではない僕らは、マレーシア航空で行くのだ。
クアラルンプールに着いたのが16時。次にアムステルダムに出発するのが24時とかだったので、トランジットでマレーシアに入国。飛行機もずっとクーラーだったので、熱帯系の蒸し暑い感じが心地よい!と最初思っていたが、やはり暑い。

繁華街で売ってた謎の果物。

街を歩いてたら小猿はっけん!カワユス

チャイナタウンで夕食。日本人はぜんぜんおらず、と思いきや、同じ大学生のバックパッカー少年と出会ったり。チェコから来たというカップルともお話したり。物価は思ってるほど安くない。マレーシアに関する事前情報ゼロのまま入国したので、いろいろもたもたする。英語がみんな通じるのでそれが救い。発展している箇所もあるけど、基本的に途上なのかなあ。雑多な感じはイメージの中の東南アジアという感じ。むわっとする湿気と熱気のなかで、一日中ぼーっとしながらビールでも飲むのも悪くないか。東南アジアの熱気の中ではプロテスタンティズムも限界あるかも、とか失礼なことを思ったり。23時ごろ急いでKL空港まで戻り、アムスへ出発。12時間飛行機に乗りまんねん。

17日
朝7時ごろスキポール空港に到着。長時間のフライトでちょっとぐったり。電車で30分くらい乗って、アムス市内に到着。アムス駅。


着いたときには、小雨が降っていて、むっちゃ寒い。日本の11月はじめくらいな感じ。誰や、アムスそんなに寒くないって言った人w。多少お互いイライラしつつも、何とか無事にホテル到着。きれいなところ。荷物を預けて、さあ観光、というところで雨が止む!アムスはカナル(運河)の街。カナルは網の目のように張り巡らされていて、橋もそこら中に架かっている。運河の何ともいえない濁り具合が、アムスの古くからある建物の感じとマッチしてる。運河のほとりにはいっぱいボートとか小船があって、みんな庭みたいに鉢植えを置いたりしてた。


一日目は、アンネの家・ゴッホ美術館なんかをぶーらぶら。アンネの家は並んでそうやったから入らず。しかし、結構ええ家に住んでおりますの。観光で儲けとんな。

ゴッホ美術館は思ったほど知ってる絵がなかったのと、やっぱりあんましゴッホ好きじゃないなーという感想。
アムスには日本人はぜんぜんいなーい。というか、アジア人が基本的にいない。黒人もかなり少ない。観光地っぽいがそんなに観光地ではないのかな。しかしオランダ人は背が高い。かなりでかい印象。美男美女も多いけど。
オランダでは、というかヨーロッパでは室内禁煙が原則みたいで、その代わりに広場とか道端とかそういうところで吸ってます。そして、どんどん吸殻を道にポイ捨てするのですね・・・。残念なアムスっ子(笑)。「アムスっ子」ってほんまださいからやめて欲しい呼称やわ。
現在工事中の残念な王宮。

スパイ広場。ここのカフェで遅めの朝食を。

跳ね橋的な何か。このときちょうど晴れてきてむっちゃ気持ちよかった。

さらにアムスの際立った特徴は、街のいたるところにcoffee shopっていう大麻売ってる喫茶店と、sexshopが点在していること。どんな街やねんw みんなハッピーに暮らしていけているのでしょうか? いい街やと思うねんけど、実際住んでみたらどうなんかな。住みたいなー。
キノコのマークの大麻屋さんw かわいいマークなだけにきついものがw

出ましたsex shop。右下にあるのは勝手に動くバイブレーター。アダムズ・ファミリーに仲間入りさせたいくらい。

アムステルダムは、同性婚OKな街でもあって、ときどきレインボーフラッグが立っているお店があります。LGBT関連の店か、LGBTフレンドリーな店なのです。そして、こちらはHOMOMONUMENT。どうやら第二次大戦のときに、ナチスに連行された同性愛者を追悼しているようです。アンネの家のそばにあるんですが小さくて見落としそう。運河の水面の反射がきれい。