'11読書日記5冊目 『判断力批判』イマニュエル・カント

判断力批判 上 (岩波文庫 青 625-7)

判断力批判 上 (岩波文庫 青 625-7)

判断力批判 下 (岩波文庫 青 625-8)

判断力批判 下 (岩波文庫 青 625-8)

354+234p
総計1755p
ようやく三批判コンプ。web上で「判断力批判」から入ると分かりやすい、みたいなことを目にしたのだが、ほんまか。岩波文庫版での下、すなわち目的論的判断力は意味が分からないぞ。どうして美学から目的論へ進んでいくのか、この人は。そもそも判断力というのが難しいというか、はっきりしない。それは認識にも実践にも関わってくるものだ。それゆえ、カントは「判断力批判」は理論理性から実践理性への橋渡しを目論んだものだ、と言うのである。が、よくわからない。難しい。