'11読書日記57冊目 『未完の菜園』ツヴェタン・トドロフ

397p
総計17675p
モンテーニュ、ルソー、コンスタンを通じて、18-19Cに特異な人間主義の思考を照準に据える。とドルフは元来記号学者なのだが、その彼がどうしてこの本を書かねばならなかったのかはよく分からない。ただ、コンスタンはもっと読まれるべき思想家であることには間違いがないだろう。バーリンの問題設定は、コンスタンの中にすでに息づいていたのだから。