'11読書日記57冊目 『未完の菜園』ツヴェタン・トドロフ
未完の菜園―フランスにおける人間主義の思想 (叢書・ウニベルシタス)
- 作者: ツヴェタントドロフ,Tzvetan Todorov,内藤雅文
- 出版社/メーカー: 法政大学出版局
- 発売日: 2002/12
- メディア: 単行本
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総計17675p
モンテーニュ、ルソー、コンスタンを通じて、18-19Cに特異な人間主義の思考を照準に据える。とドルフは元来記号学者なのだが、その彼がどうしてこの本を書かねばならなかったのかはよく分からない。ただ、コンスタンはもっと読まれるべき思想家であることには間違いがないだろう。バーリンの問題設定は、コンスタンの中にすでに息づいていたのだから。