'11読書日記69冊目 『イマヌエル・カント』フリードリヒ・カウルバッハ

イマヌエル・カント
フリードリヒ・カウルバッハ
訳:井上昌計
理想者
アマゾンで書誌情報が表示されないので(ということは絶版なのだが)。
369p
総計21102p

入門書の一冊としては大部なのだが、前批判期に多くが割かれていて、批判哲学が熟成される過程が描かれていて良い。しかも、最後は『オプゥス・ポストゥムム』(遺稿)にもページがちゃんと割かれており、ひと通りカントを学んだ人にとって読むとふむふむと有益。