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朝8時、修士論文を書き終わる。朦朧とした頭で何とか書ききって、疲労感しかない。達成感や昂揚した気分などは程遠い。とにかくやった、というだけだ。泥のように眠りたかったが15時からバイト。仮眠した夢の中で見たのは、ありもしない胡散臭い議論を論文の中でしていたのを発見し急いで修正する場面、そのミスをtwitter上で思想史研究者の先生に暴露されこっぴどく叩かれるという場面。なんだよ、自分の論文に自信も持てないのか。バイトでは受験生がたるんでて怒鳴り散らし、ほとほと不快な気分になる。帰宅してビールを飲んで眠る。twitterとfacebookで報告したら、みんながねぎらってくれたことだけが救いのような一日だった。少し電話をして。
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論文完成!とは言ったものの、印刷して一度通読。渋谷、タリーズ。誤字脱字や日本語がおかしいところなど山ほど見つかる。注を充実させたり、文献を足したりなどして本当に完成、注を含めて14万字。要旨も作成。せこせこと印刷する。博士課程の願書なども記入。書類書きで消耗する。
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朝、Amazonからyanokamiのラストアルバムが届く。「遠くは近い」。それを聞きながら最終確認。
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図書館で『群像』に載っていた大江健三郎の新作を読んでいたら、ビートニクの詩人の言葉が引かれていた。
If you ask for help it comes. But not in any way you'd ever know. (Gary Snyder)
あなたに助けが、訪れますように。心から。