10-28

27
某学会にて初報告。学会でびう。久しぶりにスーツ(厳密には違うけど)を着てやや舞い上がり気味。9時頃に国立につくつもりが、寝坊して10時に到着。京大のときの学部ゼミの先輩がセッションで報告してはったのでそれを拝聴。京大の時にお世話になっていた先生ともご挨拶できた。18世紀イギリスとフランスの商業と政治をめぐるセッションだったのだが、聞いていてつくづくプロイセン後進国ぶりを思い返した。
11時から僕の発表。30分くらい話して、20分くらい質疑応答。厳しい質問がもっと飛んでくるかとおもいきや、穏やかな感じで進んでよかった。先週の某研究会の方がやっぱり厳しくて、事前に発表させてもらっておいてよかったな。一番厳しかったのが、実は(非常に温和におっしゃっていただいたのであれだったが)司会の先生の一言コメントではなかったか・・・。もうちょっとフロアから質問があれば嬉しかったのだけれど、僕の発表の拙さであるな。むむむ。
のあと、京大の先輩ら二人とお昼。やっぱりカントで発表したんやからドイツ料理食べな、というよくわからん展開になる。いやいや、ソーセージとか食べたらビール飲みたくなってしまうじゃないすか。自制自制。久しぶりに(3年ぶりとか?)お話させてもらって非常に楽しかった。お二方はどちらも博論を提出されていて、目覚しい活躍である。カントの自然概念についてつっこんだお話をした(前成説とか)。やや遅れて午後のセッション。のあとシンポジウム。のあと懇親会。懇親会でも、そーかんの先輩らを含め、某研究会の方々や、そこでお世話になっているk先生や、憧れのs先生ともお話させて頂き(かつ一緒に喫煙した!)、若干舞い上がる。のあと、京大の人らと二次会へ。o先生関係のご縁で知り合っていたuさんもいらしていて、ルソーやらなにやらについてお話できた。
不思議な偶然の結果、3年前に東京にやってきた。割と外在的な理由でカントを研究することになって、そうすると意外にカントがしっくりきたもので、こうやって学会でも発表させて頂き、諸先輩・先生たちと再びお会いできて研究について色々話ができる。これはなかなか素晴らしいことだなあ、と帰り道実感した。