読書日記 『ザ・ロード』コーマック・マッカーシー

ザ・ロード (ハヤカワepi文庫)

ザ・ロード (ハヤカワepi文庫)

はじめてのコーマック・マッカーシーSF小説なんやけど、超ハードボイルドで暗い。なぜこの人ら二人だけが(というわけではないが)生き残ってしまったのか、とかいう諸々の謎はほったらかしになって、しかしとにかく粘着質に読ませる。こうなると『血と暴力の国』も読みたくなってくる。コーエン兄弟の『ノーカントリー』も素晴らしかったからなあ。