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フーコー『カントの人間学』と格闘。精読して行ったのであるが、やはり『純理』をちゃんと読まんことにはにっちもさっちもである。が、この副論文みたいな思想史なら書きたいと思う。

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13時から猿江恩賜公園でテニス。会計士が三人、商社マンが一人。どんなけ高所得集団やねん、とうそぶきながらダブルスはきっちり勝ってプロレタリアートの強さを証明する。その後、19時から渋谷で、東京に来た高校の友達と飲む。いつも頑張りや三で、人一倍気にしいな彼女は、野心家でもあって、話を聞くのは面白い。

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ゼミはお休み。なので家でゆっくり読書。そして、いよいよ夜はワールドカップである。院生の同期に声をかけたのに、一人しか一緒に観戦してくれず、友達いない問題発生であったが、しかし勝ってほんまによかった。すげー久々に興奮しますた。

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四限授業、五限ゼミ。ルソー・ヘーゲルマルクスについて先生に教わる。マルクスの国家論を中心に、ということだったが、結局、前期マルクスの思想の解説・議論に終始する。それでも十分有益だったのですが。終わりには、久々に菱田屋でメンバーとお食事。ユーリンチーの量がおおすぐる。小雨。夜眠れずに、借りてきていたヴィム・ヴェンダース『ベルリン、天使の詩』を鑑賞。ひどくすばらしくて、なきかける。つい、アマゾンでぽちってしまう。

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朝からカント読書会。ついに本丸『純粋理性批判』である。しかしまだ序文と緒言だけ。カントの本気はこれから、というところでお開き。4限ゼミ。途中でバイトのために早退。初バイト。やっぱ板橋は遠いっす…。しかし、個別指導かつ個人経営ということもあり、ぬるーい感じで楽勝。しかし、シフトのことでややこしいことを言ってしまい少々面倒くさいことに。

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面倒くさいこと、をごり押しして解消。良かった。3限は久々に本郷。友人に、君はやっぱり研究職むいてるから就活とかしたらあかん、とか理不尽な脅迫をされる。迷ってるんだよーん。さらに17時から駒場へ帰り、シュミット読書会。学部生の方が主催で、僕はゲスト的なポジションで参加させてもらい途中で退席。シュミットじっくり読むと面白い、非常に。夜はカレーを食べる。おいしい。

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前日は麻までカントの啓蒙について、書いていたので、14時に起床。そして早々にバイトへ行く。二回目。高校生の英語と中学生の社会。ホワイトボードがあるので教えやすい。しかし零細企業ではある。雨。雨。雨。