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朝10時、SSS学会で自由論題報告。実は、今回の学会報告を両親と祖父に聞きに来てもらっていた。思いついたのは、科学史を研究されている坂本さんという方のブログ（だったかな？）を見て。坂本さんは両親や友人に自分の研究発表を見に来てもらうことで、問題点や関心を共有でき、周りを巻き込んで研究を応援してもらえる、ということを仰っていた。実際、両親、祖父には金銭的に支えてもらっているので、自分がちゃんとやっているところを一度見てもらうのも良いだろうと思ったのだ。というわけで家族総出で関学へ。どうかくれぐれも目立たないように、と言って座ってもらっていたのだが、満足してくれたようだ。内容は難しくて分からかなかったが、こういうことをしてるんか、と納得？した様子。父は車を停める場所を探すため、少し遅れてしまっていて、僕は発表しながら父が遅れて入ってくることを期待していたのだが、結局会場には姿を見せず。後になって聞くと、なんと会員控室で今回の学会の幹事をやられているドイツ経済思想史のh先生と話していたという。父に呆れるとともに、h先生（ご面識はないのだけれど）の温かいお人柄に感動した。
発表には、専攻の先輩kさん、早稲田でやっている研究会でお世話になっている2人のkさん、学部の頃のゼミの先輩hさん、ゼミの大先輩のn先生が聞きに来てくださっていてとても嬉しく、励まされた。みなさん終わってからコメントもくれて感謝感激。びっくりしたのは、ヒューム研究の大家の慶應のs先生、h先生までいらっしゃっていただいたこと。最初の質問でkさんにヒュームとカントのことについて質問していただき、それに答えるように、ヒュームについて苦し紛れの適当なことを話したのだが、そのあと、続けざまにお二方にご質問頂いた。お名前は存じ上げていたがお顔は分からなかったので、聞きに来ていただいていることさえ知らなかったのだが、質問の際に所属とお名前を仰られて、驚愕した。冷や汗だらだらであった。のあと、疲弊して実家へ。祖父が大阪に来ていて、僕自身お正月ぶりに帰ることに。
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実家滞在最後。りんくうアウトレットに行って久々に服などを買う。ナノユニがいい感じであった。のあとだらだら。夕食は鍋。祖父も満足したようでなにより。早々に眠る。明日は朝7時の飛行機（PeachというLCCで昨日から関空成田間が開通したらしい）で帰る。