10-24

12
やっと授業開始。
13
2時半からカント読書会。夕方からのスタートやと思ってて、駒場のフレッシュネス・バーガーで読書中であったところを呼び出される。パラロギスムスもむずいっすわ。
14-16
バイト
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(二人だけの)フーコー研究会。今回で最後かも。先輩のお勉強と僕の修論テーマ決めなど、そこそこ忙しくなるから。「臨床医学の誕生」のよく分からなさについて話す。新宿の魚民で。いつまでたっても新宿西口から東口への最短ルートが分からない。
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指導教官のゼミスタート。みんな修論のテーマが固まっていて羨ましい。早く何やるのか決めなあかんけど、「自然」ってむずいよ。環境やるにしろジェンダーやるにしろ、なんか結論はもう明らかな感じで、そこをどう論じていくのか、っていうことに尽きるわけなのだけれど、そういうのってあんまし参入しづらいというか。かといってマルクスの自然概念はしんどいかなあ、とか思ったり。けど思想史の方が面白いか。アイデンティティの危機麒麟
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この日は休講なのでぐだぐだしてた。英語の文章を読むスピードが遅すぎて腹立たしい。
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(歴史)社会学のゼミ。こちらも発表が割り当てられるのだけれど、先生には自然法・自然状態についてのほうが面白くない?的なことを言われる。確かに、アダム・スミスとかあのあたり「情念の政治経済学」とか「貿易の嫉妬」(あ、これ読むつもりが読めてない・・・)で勉強して面白かったのだった。18世紀の自然概念を、スコットランド啓蒙-イギリス-ドイツ-フランスのラインで見てみるのもいいかも知らん。が、大変そう。。。しかし大変そう、とかで逃げていてはだめなのである。もちろん。スカイプで色々話を聞いてもらう。
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バイト。のあと帰宅して相方にチャソをスカイプごしに引き合わせるトリッキーなテクを発揮。失敗に終わるorz。いや、厳密に言えば失敗ではないが、やっぱり俺は相方のことを余り考えていない。チャソに相方との関係を見てもらいたいっていうなんなんやろうか、顕示欲でもないし、いわく言いがたい感じ。もちろん相方にも一番の友人であるチャソのことを知って欲しいというのもあるんやけど。そう思えば、高校生の頃も付き合ってた子を無理やりチャソの家に連れて行こうとしたら完全に拒否られたりしたことを思い出した。まったくデリカシーがないのは僕なのかもしれない。すごく反省する。
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反省は続く。バイトのあと、西永福の庄やで院の同期の友達に、これまた修論のテーマについて相談。近くですぐ飲めて、話を聞いてくれる人がいると言うことは嬉しいことです。ありがたし。ちょっとやる気が湧いてくる。(このやる気というものはすぐに膨れたりしぼんだりする厄介なものだね)。夜は「スペース・カウボーイ」を見る。見た映画もどっかに記録しとかな忘れてしまうな。チャン・イーモウの「あの子を探して」も見たのであった。前者は60点、後者は50点。
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バイト。のあとは何にもやる気がなくなって(ほらね、すぐにしぼんだ)今さらながら東浩紀クォンタム・ファミリーズ」を読み始める。すごく面白い。三分の一ほど読んだところで、相方から電話。珍しく感情が乱れている。なんかどうしようもなく袋小路に陥るような心境は、僕もよく分かる。そんなときにそばにいてあげられないのはつらい。ついこの前も追い詰めたのは僕自身だった。すまなく思う。
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結局昼過ぎに起きる。ガストに行って英語の本を読み読み。録画していた坂本龍一浅田彰小沼純一の鼎談(NHK)を見る。なかなか面白い。音楽と身体性とか、ベートーヴェンのレンガ職人とか。浅田さんの語り口、というものが次第に分かってきた気がする。良い意味でも悪い意味でも。