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泥のように眠って起きたら14時前。この一週間は論文の修正原稿の締め切り直前で、朝9時くらいまで原稿を書いてそのあと14時位まで寝てバイトに行くみたいな生活が続いていたので幸せ。本当は世田谷にあるという等々力渓谷なる場所に行く予定だったのだけれど、まあしゃーない。夜、渋谷の35段屋。hと某君と飲む。自分の友達同士を引き合わせるのはすごく楽しい。ずっと同じ関係を長く続けるとコンテクストが閉じてしまい、良かれ悪しかれ退屈でお決まりのものになっていきそうなものだが、これを打破するのには、そういう閉じたコンテクスト同士を一緒に合わせてしまって、コンテクストに奥行きをもたせる、新しいコンテクストのレイヤーを作るという方法がある。のですよ。hはおもしろくなかったかもしれないけど、俺も某君もとても良い時間を過ごせたという感じで、ありがたいことです。ビリヤードもした。帰って『ドラゴン・タトゥーの女』を見る。ここしばらく見た映画の中では一番素晴らしかった。緊張感が半端ない。某君といると映画をよく見て、良い。
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昼過ぎに起きる。今日も快晴。下北沢のビレバンダイナーで昼からビール。新百合ヶ丘タリーズで読書。のあと最終回の『かぐや姫の物語』を見る。もちろんあの絵本のような粗削りのアニメーションは迫力があり胸高まる感じのもので、かぐや姫が疾走する予告編で使われていたシーンも素晴らしかったし、宮本信子演じる媼も良かったのだが、いかんせん冗長すぎるし、「この世に生きることの喜び〜」とか「命あることが〜」みたいな説教臭いセリフがそのまま出てくることに辟易し、しまいには月からの迎えの者らの登場シーンの音楽が斜め上どころか、色々困惑を呼び起こすというか、失笑を禁じ得ないというか、久石やっぱりあかんわというか、総じて印象は良くなかった。のだけれど、映画デーで1000円だったので。のあと泊まる。